片付けをしていたら昔の彼女がいた
新顔のXactiことDMX-CG65と、昔の嫁KD-510Zをつれて近くの公園で写真を比較してみました。
さてはて、このKD-510Zだが今は懐かしい「コニカ」ブランドの最後のデジタルカメラ。
当時のお値段は、88000円という高級コンパクトカメラでした。
今なら、まさしくGR Digitalと同じ土俵のお方です。
お値段もさることながら、コニカのHEXANONレンズを携え、当時のコンパクトデジカメの中でも、隋を抜く解像度を誇っていました。
(サンプル画像の横浜ランドマークタワーの展望室から撮った写真が好きだったんだけど、公式サイトで消されちゃいました。)
照らしあわせて見ると、メーカーとして地味なあたりも、GRDと相似しているかもw
そんなわけで、GRDとR6を引き連れていざ撮影へ。
(撮影条件は、各機種の最低ISO感度にして、WBはオート)
DMX-CG65
全体の感想で言うと、似たような絵ばかりだことw
思っていたとおりだが、やはりGRDがズバ抜けていました。
静止画は2の次という感じのCG65だけど、そのとおりでR6とも水をあけられていました。
そんな中、今回の主役のKD-510Zは、AWBを思いっきりハズしていて、そういえばAWBショボかったねぇ〜、と懐かしさを思い出させらました。
(リコーのAWBも褒められたものじゃないけどさ)
それに加えて、良く見ると空の雲や池の水面に、やたらと色ノイズがいっぱい。
こんなに酷かったっけ??って、疑ってみましたが・・・やはりこれが現実なのね・・・。
あまりにも醜いです。
訪れた時間が遅くて長くいられなかったので、さっさと帰ってきましたが、最後に帰りがけに夕焼けをそれぞれ1枚ずつ撮ってみました。
そしたら、さっきとは大違いのクッキリとした写りだこと。
AWBも雰囲気を良く残していて、GRDよりも気持ちがよい写真に。
そうでした。
この子は被写体をやたらと選ぶ子だったと。
自分が嫌いな人には、とことん冷たいツンデレ娘でした。
こういうクッキリとした写真を見ると、KD-510Zもまだいけるかなぁ?と思うんだけど、いかんせんインターフェースが古すぎて使っていて不満いっぱいなんだよね。
特に液晶の大きさは、今となっちゃキツ過ぎ。
マニュアル露出がそれなりにできるので、GRDじゃカバーできない領域の夜専用カメラかなぁ。