ユビキタスとは何か―情報・技術・人間

ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書)

ユビキタスとは何か―情報・技術・人間 (岩波新書)

ネットのサービスやコンテンツが進歩しても、それで生活が便利になった?
と、は言えないと考えます。
では、どうネットと現実を結びつけて生活を豊かにさせるのか?
その答えの1つとして、ユビキタスがあり、その第一人者である坂村健氏が考える、「uコード」の話を中心に進められた本です。


内容としては、どう普及させればよいか?「uコード」とはどのようなものか?
と、いった技術よりな話が多いが、それによって現実社会がどう変わっていくか、という坂村氏の考えがおもしろかったです。


坂村さんが書いたトロンの本は読んだことがあるが、ユビキタスについて触れているのは初めでした。
以前、お台場の科学未来館に行ったときに、日本のいろんな権威ある研究者の展示物が展示されていて、坂村氏のユビキタスブースもありました。
その時は、「坂村さんってトロンじゃないの??なんでユビキタス??」
と、無知丸出しでしたが・・・。
ちなみに、科学未来館のお姉さんは素敵でした。