人材こそ財産

木曜日のNHKクローズアップ現代」で、「あいつぐ工場移転」についてやっていました。
大手の工場が移転しまって、それをたよりにしていた町工場はどうするか?
その答えとして、「人材育成に力を入れる」といってました。


本田宗一郎さん、松下幸之助さん、盛田昭夫さん、稲盛和夫さん、最近の新しい人だと、ワタミの渡邊さん、GMOの熊谷さん、ワイキューブの安田さん、(読んだことのある本の著者だけ。有名どころじゃないけど、ほかにも何人かいました)
皆成功した人、いま活躍している社長さん方だが、会社で重要なのは誰か?という問いに、皆「社員」と答えていました。
社員こそ会社の財産だと。
最近、IT企業で捕まった人方を見ると、皆社長(自分)のことしか考えていない人ばかり。
本田さんは、「会社は社長のものではなく、社員のものだ。それを取り違えている社長は駄目だ」と言っていました。


第2次世界大戦で、日本はミッドウェー海戦で優秀な人材を失い、それから戦況が一気に悪化しました。
日本軍は、戦艦や空母の乗員を無駄死にさせました。
また、ゼロ戦にはパイロットが脱出する装備がありませんでした。
アメリカの戦闘機には当然ありました。アメリカは人材の重要性を知っていました。
戦闘機はあっという間に作れます。でも、優秀なパイロットを育成するには幾年もの歳月や莫大なお金がかかります。
日本軍はそれを安直に見ていました。


それは会社でも同じで、社員を捨て駒のように使う会社に未来はないと思います。
就職活動が始まったが、その辺も考慮して会社を選んでいきたいです。