供給が需要においついたみたいで

最近,スーパーに行くと,「スープヌードル」なるものが売られております.
名前もパッケージも,あの有名カップラーメンと酷似しているが,発売元はまぎれもなく日清.


値段は100円.
これって一体何者??とずっと不思議だったのだが,今日食べてようやく判明.
中身の量が少ないのです.
麺も具も.
なのにパッケージの大きさは,カップヌードルといっしょ.
お湯を入れるラインも同じ.
そうなると,どうなるのかというと・・・麺に対してスープの量が多くなるので,まさしく「スープカップヌードル
略して「スープヌードル」なのでしょう.


なぜ,いまさらスーパーはコレを新商品として売るのだろうか??
その背景としては,1月からのカップヌードルの値上げが関係してくるのかと.
値上げのせいで100円で売れなくなった,じゃあ廉価版がほしい.
かといって,カップヌードルの質を落としたくない.ブランドに傷がつく.
じゃあ,同じ味(スープヌードルのほうが味が薄いが)で量を少なくして,安く売ろう.
そう考えたのでしょう.
その横には,同じく新商品として,「日清のきつねうどん」「日清の天ぷらそば」なるものもおかれていました.
まさしく,どん兵衛 の量少ない版でしょう(中身を比較したら2割ほど少なかった)


さて,このスープヌードルだが,日清の公式HPを見てみるとありました.
日清食品のプレスリリース | ニュース | 日清食品グループ日清食品のプレスリリース | ニュース | 日清食品グループ
2年も前に発売されていた商品でした.
じゃあ,どこで売っていたの?
と,いうと100均です.
100均用のカップラーメンとして作っていたのが,ちょうど今のこのカップヌードルの値上げにマッチングしたのでしょう.
カップラーメンは100円でなきゃ買わない層」にまさしくピッタリ.
供給が需要においついたから,お店側はコレを仕入れ始めたのでしょう.


ただ,このパッケージはどうにかならなかったのか!?
遠くから見たら,どうみてもカップヌードルです.
お年寄りだけでなく,若者でも間違えそうなほどの類似さ.
あきらかに諸費者を騙そうとしている感が漂っています.
もともと100均向けなので,隣にカップヌードルが置かれていない状況だったからよかったのでしょうが,スーパーでこのパッケージはひど過ぎます.
カップヌードルを食べたい!といった孫のために,おじいちゃんがスープヌードルを買ってきて,孫に罵倒されそうな気がしてならないです.


ちなみに,このスープヌードルの具は,カップヌードル・ミニの具をそのまま流用しているようです.
麺は2割減,具はミニと同じ量,そしてスープは薄い.
スーパーならカップヌードルと20円ほどの差しかないので,私はカップヌードルを選びます.
20円以上の差のほうがデカイです.



N岡の変人に「文体に「,」「.」を使っているので,論文書いているんでしょうwww」
って笑われました.
早く解放されて,句読点をもどしたいものです.