車が売れないワケ

車が売れなーい、と自動車会社ブーブー文句いっているが、そもそも車に乗っても楽しくないからなのでは?
と、今回北海道の道をぶらぶらと歩いていて思いました。

僕は、今愛知に住んでいるがとにかく愛知の「道路事情+車の台数」にうんざりで、正直にいうと車なんて乗りたくありません。事故りそうだし精神的にもキツイです。
かといって、この愛知というところは、車がないと生活できないという不便なところでありまして、否応なくにも乗らないとつらいものがあります。
運転するのが本当に億劫です。


そんな気持ちを抱きながら実家に帰ってきて、家のオンボロ車に乗ったんだが・・・驚きました。

なんて、車って楽しいの!?

なんで?なんで?こんなにも愛知と違うの??
あぁ、車ってやっぱり楽しいなぁ、と、そう思いながら考えました。

そうしたら、自分のペースで心おきなく走れるというところだと。
(決してスピードを出して走る、という意味ではないです。)
行列の中ぎゅうぎゅう詰めで歩くのが、野原を自由に駆け回る、そんな感覚の違い。
広々としたまっすぐな道をのんびりと走るのがほんと好きだと実感し、この土地に住んでいて車にあこがれていた理由がようやくわかりました。


車が楽しくない、って声をよく聞くが、それは車が増えすぎたことに原因があると思います。
イモ洗いの風呂に入っても楽しくないのといっしょです。
家のただのオンボロ車でも十分楽しいんだもの。
結局は、日本の車の台数はもう飽和状態なのでしょう。
車会社は必死で売ろうとしているが、すでに飽和しているのに売れるはずがないのです。