BCMCSがおもしろい。

auの2006年秋モデルから搭載された、BCMCS(BroadCast/MultiCast Service)によるサービスの「EZ ニュースフラッシュ」がおもしろいです。

記事テロップや天気アイコンで情報配信「EZニュースフラッシュ」

なんといっても「無料」というのが、イイ!
マルチキャストで同じセル内にいる端末に一斉送信し、回線負荷をかけずに済むため無料という金額を実現できたようです。
動画配信の「EZチャンネルプラス」も同じ仕組みのサービスなので、こっちもパケット通信料が発生しません。
(ってきり、パケット定額ユーザ向けのサービスかとずっと思っていました)

暇なときにニュースのトピックを眺めたり、今住んでいるところの天気予報を待ち受けにできたりと便利。
それに数時間おきにデータが自動更新されるので、常に情報が新鮮。
ただ、天気予報の降水確率が分からないのが嫌らしい。知りたければEZWebにアクセスして通信料を払いなさい。と。
まぁ、その辺は相手も商売なので仕方がないのでしょう。


ただ、疑問におもったのが、なぜBroadCast/MultiCastという名前なのか!?

MultiCastは、1対多。
BloadCastは、1対不特定多数。

による通信なので、
同じセル内でも、BCMCSを搭載していない端末、もしくは受信を拒否している端末が居る場合にはMultiCast。
セル内すべての端末がBCMCSを受信していたらBloadCast。
というように、中身は同じことをしていても、場合によって名前が分けられるからなのだろうか??