トゥモロー・ワールド

朝一のファーストショーで見てきました。
Tomorrow-World - ロシアW杯に出場権を取得するアジア代表チームの成績予想ブログ記事。


まったく子供が生まれなくなって18年、世界は将来への希望を失い荒廃していった。
そんな中、1人女性に妊娠していることが判明。
政治やテロとして使われることを拒み、逃げ回る作品、といえばいいかな。


映画中、「絵なんか書いて残しても、誰も見ないだろ」というような会話があった。
画家にしろ、技術者にしろ、とにかく人って、後世のために何かを残したいっていう気持ちがあるんじゃないかな?
後世に自分が生きた証が残るから、何事にも取り組めるのだ。何も残らないのに、やる必要なんて失せてくるでしょう。
どうせ、俺のやっていることなんて意味が無い。
と、いいながらも人は、何かしらその後自分が認められたいと思って生きているのではないでしょうか?
それすらも失うと、映画のような世界となってしまうのかもしれない。


と、まぁ、そんな大それたことを書いたが、実際話自体はダルイかったです。
でも、そんなことよりもこの映画の見所は、映像です。
とくに、最後の戦場での映像。
超映画批評『トゥモロー・ワールド』90点(100点満点中)
映画評論家の前田さんのレビューに触発されて見に行ったのだが、確かに映像がすごかったです。
自分が主人公のそばにいるかのような臨場感。
そして、途切れることのない映像。
少々ダルイ話の中、最後の映像にハッと目を覚まさせてくれました。


ただ、全体的に画面がやたらと揺れるので、酔いやすい人にはつらい映画かもしれません。